11月15日 鳥取市立鹿野学園流沙川学舎と鳥取市立浜坂小学校に 日本盲導犬協会から広報担当の原さんと盲導犬のラブラドールレトリバーの雄で4才のナル君が広報活動に来てくれました。当クラブは、今回初めて、中四国唯一の盲導犬育成施設である日本盲導犬協会島根あさひ訓練センターの「盲導犬 小中学校キャラバン」訪問授業を利用して小学校の授業に組み込んでいただき、子供たちが盲導犬や視覚障害者について学習できる機会を設けさせていただきました。鹿野学園では3年生25名・浜坂小学校では3年生110名に体育館で1時間30分の授業を受けていただき、視覚障害のある方が日頃どのように生活されているのか説明を聞いていただきました。一つは点字と白杖を使い歩くこと、もう一つは目の見える人に付いて歩くこと、もう一つが盲導犬に付いて歩くことで普段の生活が出来るということです。しかし盲導犬も行き先まで案内してくれるわけではなく、信号の判断もわからないと説明がありました。普段の生活の中で視覚障害の方と出会う機会は少ないと思いますが、もし出会うことがあれば積極的に声を掛けて、困っていることが無いか聞くようにしてほしいということでした。全国に視覚障害のある方が30万人、対して盲導犬は800頭ということで、支援が足りていない状況のようです。今回の事業が数多くの新聞・テレビで報道されたことは社会の関心を呼び込む良い機会だったと思います。参加された学校関係の方に深く感謝いたします。