昨年9月から、神戸小学校への初めてのEM活性液活用事業として、2回のプール投入、EM活性液作成、研究発表会参加のため、4回、神戸小学校を訪問いたしましたが、最後にEMの効果を実際に確認するためプール清掃に参加することになりました。急な決定で、平日の昼間ではありましたが、山根会長以下12名という多くの参加があり、神戸小学校との絆ができたことを感じました。当日は大変蒸し暑い日で、14時から1時間、皆汗だくとなりながらも生徒や先生と一緒になってプール掃除を頑張りました。神戸小学校は全校33名という少人数の学校ですが、プールの大きさは生徒の数に関係ないため、生徒数の多い学校に比べるとプール掃除の大変さは容易に想像できます。そのため、このような小規模校であるからこそEMの効果に期待するところは大きいと思います。さて、今回本来の目的であるEM活性液プール投入の効果ですが、プールの水を抜いたとき、プールの底に堆積しているヘドロの量が例年に比べ多いのか少ないのかは昨年参加していない我々には解りませんので、何人かの生徒や先生に聞いてみました。その結果、ヘドロの量は自然環境により変化するのですが、プール側面の藻の付着は確認されないことや、底に堆積したヘドロの清掃も比較的簡単だったため一応の効果はあったのではないかと思います。しかし、こうして我々が一緒になってプール清掃に参加した人的援助と、この半年間で生まれた、小学校との温かい交流が一番の成果ということではないでしょうか。
清掃前 清掃後