先月に続き、今月も鳥取市内の樗谿公園にて、朝の清掃奉仕を実施いたしました。このコロナ禍で事業が次々と中止になる中、実施できる数少ない奉仕作業です。11月になると、開始時間の7時頃でも、まだ、少し薄暗い感じですが、清新な空気の中の清掃は気持ちよく、地面を覆っていた落ち葉も、あっという間にきれいに回収できました。公園内の木々は赤や黄色に美しく紅葉しており、散策や、ベンチでのおしゃべり等、晩秋を楽しめる憩いの場所となっています。
当クラブの今年度最初の事業として、9月30日に気高町の逢坂小学校、10月5日に若葉台小学校を訪問し、EM活性液を贈呈させていただきました。若葉台小学校は10年前からの恒例行事、逢坂小学校は今年度が初の試みとなります。両校とも4年生が担当学年ということで、逢阪小学校が7人、若葉台小学校は31人の子供たちが贈呈式に参加してくれ、EM菌の入ったボトルを興味津々で覗き込んでいました。これから授業の一環として、来年のプール掃除に向けて子供たちがEM菌を培養されますが、少人数で大変なプール掃除に、少しでもこの事業が貢献できればと改めて思いました。両校とも今後も継続していただけるよう、当クラブとしても、しっかりとサポートしていきたいと思います。
3月1日(日)、イオンモール鳥取北店にて会員・そのご家族計28名が参加して献血活動を行いました。新型コロナウイルス拡大防止が叫ばれる中、来場客はいつもより減少しているにもかかわらず、私たちの呼びかけに対して、多くの方に献血のご協力をいただきました。こういったときでも、血液を必要とする方はいつもと変わらずいらっしゃるので、むしろ、こういう時こそ必要なボランティアだと感じました。3月の定例会は2回とも中止となりましたが、こういうことで、ライオンズの存在を市民の皆さんに示すことができてよかったのではないかと思います。当日、献血受付された方56名 実際に献血頂いた方46名 18,400ccの血液を得ることが出来ました。皆さん、ご協力ありがとうございました。
2月20日の2月第二例会で、史跡鳥取城跡の保存整備について、鳥取市教育委員会文化財専門委員の佐々木孝文 様に講演をしていただきました。石垣修理は文化庁より国史跡指定を受けてから60年が経過しました。現在、鳥取城跡が市民の歴史観を呼び覚ますことを理念として、整備が進められています。天球丸の巻き石垣は、国内唯一であり、掘り起し工事の際、何度も過去に整備した跡が出てくるとのことでした。また、自然植生のツワブキは海岸に生息する歴史を刻む植物ということです。そして、鳥取城跡といえば、ソメイヨシノの桜の名所であり、市民の憩いの場所でもあります。整備は、こういった植物にも配慮しながら進めていくということでした。新たな気持ちで散策すれば、楽しさも増すのではないでしょうか。
1月の第二例会は、鳥取市役所新庁舎の多目的室で、ライオンズクラブ国際協会336-B地区(岡山県・鳥取県)の小野地区ガバナーにご出席いただき開催することになりました。真新しい鳥取市庁舎の別館2Fで、見晴らしも良く市の担当者の方の丁寧な対応で、会場のセッティングもスムーズに完了し、移動例会としては70%を超える異例の出席率となりました。小野地区ガバナーからは、長年にわたるライオンズ活動、国際的な研修活動、そして記憶に新しい一昨年7月の西日本豪雨で、倉敷市真備町のご自身の会社、ご自宅が被災されたこと、その復興に各地のライオンズクラブが応援に駆け付けたことに対する感謝の言葉があり、出席した会員の心を打つものでした。例会終了後は、市の職員の方の説明を受けながら、市議会の議場等の見学をさせて頂き、新しい鳥取市のシンボルに期待する気持が湧いてくるひと時となりました。